浦和戦でやらかしたサポの処分について。
実のところ今週頭までに発表されなかったから、ひどく甘い玉虫色の処分になるんじゃないかと思っていた。で、やっぱり甘い処分だった。がっかり。
どこが甘いかといえば、自主解散を許した点。そしてBBの旗や幕などを禁止しなかった点(前回の措置は正式に処分が決定するまでの暫定措置なので今回の正式処分で期限切れ)。これは要するに復活のための足掛かりを残したことになる。
自主解散というのは非常に都合のいい逃げ方で、解散の宣言さえすればグループとしての責任を問われないし、また外からは責任を取ったようにも見える。しかしメンバー同士は以前と変わらず紐帯しているうえ、個人として公式に責任を問われていないため即座に別グループを結成できる。また、グループの責任も問われていないため時宜を見計らって自主的に再結成も行える。今回の場合はBBの旗や幕、Tシャツなどを禁止しなかったから再結成後の活動は自由だ。今回の処分のミソはここで、全てがガンバとは無関係にBB主体で動けてしまう所にある。
そう考えると、今回の処分は前回BBが活動自粛した時(2001年~2002年。INBとして活動)よりも甘いといえる。前回はガンバがBBの名前から旗や幕までも禁止したことで、BBは復活の際クラブに禁止措置の解除を求めざるを得なかったし、措置の解除と引き換えにクラブはBBを登録サポーターとして一応の管理下に置けた。今回はそれらがなくなってしまったので、BBの再結成は自由であるうえ旗や幕の掲示も思うまま。おまけに登録サポからも外れたので、彼らとしては誰からの掣肘も受けずにゴール裏を闊歩できるわけだ。
そんなわけでずいぶん甘い、というより一定期間雌伏すればBBの思うままの処分となった感がある。
まあ素直に見れば責任を担って自主解散、で終わりなんだろうけど前回の復活を知ってるからね。
以下、ガンバ大阪ホームページより。
------
5/17浦和戦 サポーターグループ処分について そして「安全で快適なスタジアム」づくりを目指して 2008/06/21(土)
5/17浦和戦にてスタジアムに試合を観戦に訪れたファンの皆様に対して、また直接被害に遭われたファンの方へ、今回の不祥事を改めて心よりお詫び申し上げます。
Jリーグが掲げる「安全で快適なスタジアム」づくりにおいて、今回の浦和戦での不祥事は起こしてはならない事件であり、一般ファンの方が、サポーター同士の争いに巻き込まれ、被害を受けるということは言語道断、決してあってはならないことです。 試合を楽しみに観戦に訪れたファンの方、そして社会全体に、Jリーグ観戦を「不安」と感じさせてしまったことについて、ガンバ大阪は全力で信頼回復に努めていきたいと思っております。 今回Jリーグからの制裁については浦和レッズ、ガンバ大阪の当該チームだけではなく、Jリーグ各チームに対しての警鐘であり、今後絶対にこのようなことがあってはならないという意味から今回の制裁を真摯に受け止めております。
ガンバ大阪として事件後より不祥事を起こしたサポーターグループと話し合いの場を持ち続け、水風船を相手チームサポーター席へ投げ込んだ実行者は、「BB sez TOKYO」というグループ名で活動を行っているガンバ大阪サポーターグループであり、グループに所属する実行者2名の永久入場禁止と「BB sez TOKYO」の解散に至りました。 また、「Black and Blue Squad(通称:BB)」というグループ名のガンバ大阪サポーターグループについては、今回の不祥事の責任の一端を担う形で自主的に解散するという結論に達し、ガンバ大阪はこれを承諾致しました。 クラブとして制裁金、そして該当者の永久入場禁止と該当グループの解散、登録サポーターグループの1つが自主解散という形で今回の不祥事については「けじめ」をつけさせていただきましたことを皆様にご報告させていただきます。
今後の試合運営に関しましては、ホーム側の運営に任せるだけではなく、アウェーチームも自チームサポーターに対しての警備体制を整え、ホームチーム側と連携して進める必要があると感じております。今後のガンバ大阪のホームゲームでは、自主警備強化はもちろん、警察の協力を得ながらの試合運営を行い、ガンバ大阪の「目に見える行動」にてサポーターの皆様に告知し、様々なルールを認識して頂き、ご協力をお願いしたいと思っております。 また、今後は「ガンバ大阪登録サポーター」制度を見直し、グループ全員の名簿の提出をはじめとした様々なルールを制定し、新たにスタートいたします。登録サポーターグループとのコミュニケーションを更に強化して図ることにより、彼らと一緒に、また一般ファンの皆様と共に「安全で快適なスタジアム」の実現に向けて歩んでまいりたいと思います。
6月25日からはJリーグが再開されます。「安全で快適なスタジアム」づくりは、やはり観戦に来られるサポーターの皆様のご協力なくしては得られません。ぜひ、Jリーグ及びJリーグ各チーム、そしてガンバ大阪が掲げるスタジアムルールを守って頂き、入場時のスムーズな荷物チェックなどにもご協力を賜りますようお願い致します。
「安全で快適なスタジアム」を目指して。 一度失った信頼を回復することは簡単なことではありませんが、ガンバ大阪は全力で「安全で快適なスタジアム」づくりを心がけ、『スポーツ界の常識』は『世間の非常識』と言われないよう、ホーム・アウェーでの運営体制の改善、改革を実施し、ガンバ大阪がJリーグの先頭を切って率先して取り組んでいくことをお約束致します。 皆様のご理解、ご協力を心よりお願い致します。
皆様が万博に、そして各アウェー会場に安心してご来場いただけるよう、万全の体制にて皆様のご来場をお待ちしております。
ガンバ大阪
|
最近のコメント